SAiのカードゲーム研究所

カードゲームに関するアレやコレやを書き綴ってみたり

【まほエル】の体験会に参加してきました

初めての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。世界の隅っこでカードゲームをしているカードゲームおじさん、SAiと申します。

本日はタイトルにもある通り【まほエル】こと【魔法少女 ザ・デュエル】の体験会に参加してきたこともあり、【まほエル】がどんなゲームなのかをざっくりとご紹介させていただければと思います。

ちなみに、本記事は「興味はあるけど体験会に行けない方」や「興味はあるけど体験会に行くほどでも…」といった方々向けの記事となっております。

1.【まほエル】ってどんなゲーム?

 雑に解説をしよう。とても雑に解説をしよう。とてもとても雑に解説をしよう。【まほエル】とは

・デッキ枚数は50枚

・初期手札は7枚

・初期シールドが7枚

・マリガンが可能

となった「デュエル・マスターズ」だ!以上、解説終わり!

 

…嘘です。この程度の内容ならばわざわざ記事にせず、ツイッターで呟いて終わらせます。とは言え私が「体験会」で実際にプレイしてみた感覚としては「デュエマ」に近しいものを感じた事もまた事実。そんな訳で【まほエル】と「デュエマ」を比較した際、どのような差別化が行われているかを解説していきましょう。

2-1.デュエマとは違うのだよ、デュエマとは! ‐ 魔法少女

魔法少女とは、土地である。

「コイツ、また頭おかしいこと言ってるぞ」と思われた皆様、大丈夫です。確かに連日暑い日が続いていますが、私の頭はまだ正常です。そんな訳でこのTCGのタイトルにもある「魔法少女」カードの役割についての解説となります。

公式アカウントのツイートを画面に穴が空くまでご覧になった皆様は既にご存知でしょうが、【まほエル】の魔法少女達は某リリカルな魔法少女のように「これが私の全力全開!」と言いながら魔砲で戦うことは現状ありません。ではそんな彼女達は一体どのようにして戦うのかというと、彼女達は「オド」を生み出し「怪異」を呼び、それらを使役して戦います。もしくは魔法を用いて味方のサポートをすることで戦況を有利なものとする…。これが彼女たちの戦い方です。

彼女達はレベルアップすることで生み出せる「オド」の量を増やす事が出来る他、固有魔法を持っていればそれを行使することも出来ます。

ちなみに先ほど出てきた新たな単語「オド」ですが、これは「デュエマ」や「マジック:ザ・ギャザリング」における「マナ」と同じ役割をするものです。要するにコストとなる魔力ですね。それでは魔法少女=土地の証明も終了しましたので、次に移ると致しましょう。

2-2.デュエマとは違うのだよ、デュエマとは! ‐ ルール編

 TCGにおいて「バニラ」とは一切の能力を持たないカードの事を指します。ですが【まほエル】をデュエマ的視点で見るならば、【まほエル】にはバニラのクリーチャーカードは存在しない事になります。それは何故か?【まほエル】におけるクリーチャーカード「怪異」はルールとして「スピードアタッカー」と「ブロッカー」の両方を持っているからです。ただし、ブロッカーとして機能させる為にはカードを180度回転させた「リバース状態」にしなければならないので「攻撃しながら防御も固める」といった事は出来ません。この辺りのルールは遊戯王OCGをイメージして頂ければ分かりやすいかも知れません。

デュエマ的視点で見た場合これだけでも結構凄いことですが、これだけではありません。体験会用のハーフデッキにはあまり数は有りませんが、この【まほエル】には私が大好きな「割り込み」要素も含まれています。例えば頂いたハーフデッキの場合《パッション・ウイング》等、幾つかの「魔法少女」カードが割り込み可能な能力を有しています。クイックルールガイドによればその他にも「瞬動」というキーワード能力を持っているカードであれば割り込み可能だそうです。

一応念の為に補足しますが「割り込み」とは相手の行動に対して自分がカードをプレイしたり、カードの能力を使用することですね。また、カードの効果を解決する場合は後から使用したカードが優先される「逆順処理」となります。

3.デュエマとは違うのだよ、デュエマとは! ‐ まとめ

「デュエマとは違うのだよ、デュエマとは!何故なら、このゲームはM:tGだからな!」と言うのが私の感想です。私は未プレイですが同社の「Force of Will」というゲームも公式サイトを見る限りではM:tGライクなゲームのようですし、ある意味では「Force of Will」のイメチェン版、なのかも知れません。それが良いか悪いかは人それぞれなので特に言及は致しませんが、「M:tGライクなゲームはしたいけれど、今からM:tGを始めるのは敷居が高いし…」という方や「M:tGのゲームシステムは魅力的だけどイラストが好みじゃない」という方には良い選択となり得る…かも知れません。

もしこの記事を読んでくれた貴方が少しでも興味を持ってくれたのなら公式サイトを…と言いたいところですが、公式サイトよりもツイッターの方が情報量が多いので公式アカウントをフォローしてみては如何でしょう。

そんな訳で今回のレビュー記事はここまで、最後はお決まりの文言で締め括ると致します。

「この記事を読んだ貴方は公式アカウントをフォローしてもいいし、しなくてもいい」